施設警備員のブログ

施設警備員の仕事内容や実態をご紹介。

警備員で65歳以上の年配者が多いのはなぜ?その理由とは

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道端で見かける警備員さん、年配の人が多いな…って思った事ありませんか?また現在すでに勤務している警備員さん、65歳以上の比率が高いって感じたことありませんか?

 

新人から素朴な質問があったので、その理由をお話します。

 

なぜ警備員は年配者が多い?

どこの警備会社もそうだと思うんですが、警備員の高齢化が進んでます…社員は若い世代もいますが、アルバイトは圧倒的に年配者が多い。

 

誤解を恐れずに言えば、他に就ける仕事があまりないから、なんですよね。

 

このまえ新人君が69歳の警備員さん(Cさん)に聞いていた会話が。。

 

新人君「Cさんって、なんで警備員になったんですか?」

 

Cさん「どうして?」

 

新人君「だって、ウチの会社はなぜか65歳以上の人ばっかだし。Cさんは他の仕事とかしようと思わなかったんですか?」

 

Cさん「仕事探すのもたいへんなんだよ、年寄りはとくにね。君だって警備会社で働いてるじゃないか」

 

新人君「僕はいずれ社員になるつもりだからいいですけど、Cさんはどうするんですか?年金はないんですか?いつまで続けるんですか?」

 

僕「あわあわ…」

 

Cさんとは同じ現場で勤務したこともあって仲が良かったので話してくれたんですけど、別に警備員の仕事をしたかったワケじゃないんですよね。

 

65歳以上は仕事が見つけにくい

若い人はあまり知らないかもしれませんけど、年金って貰える金額がどんどん少なくなってきているんです。それだけじゃ生活できないぐらいに。

 

なので65歳以上になって年金を貰ったとしても、食ってくために、もしくは老後のため、働けなくなったりした時のためにみんな働かざるをえないとのこと。

 

人口減少、人手不足だ人手不足だと言うけれど、企業が欲しいのは若くて即戦力になる人材。だからCさんとかは「働きたくても雇ってもらえないからね」と。

 

もう書類選考の時点でバンバン落とされるそうで、65歳を過ぎて働ける仕事って警備員くらいしかないんだよね~~と言ってました。

 

僕もサラリーマンをリストラされて転職活動してた身なので、就職活動のたいへんさは分かってるつもりです。Cさんは元上場企業の社員で、知識や経験も豊富なのに…

 

働きたい人は大勢いるけれど、人手不足は解消されない。。。なんだかね~~、いったいどうなってるんでしょうねこの世の中は(;´Д`)。

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